メキシコシティの新国際空港
メキシコシティ新国際空港は、ノーマン・フォスター卿が設計し、2014年に着工した大規模インフラプロジェクトです。2020年までにメキシコの首都に最先端の空港ハブを提供することを目指しています。このプロジェクトはメキシコシティの東に位置し、年間旅客数は6,800万人に達する見込みです。これは、現在年間4,170万人の旅客を扱い、ラテンアメリカで最も利用者数の多いベニート・フアレス空港を上回る規模です。このプロジェクトには、X字型の旅客ターミナル、3本の滑走路、そして管制塔が設置されます。
ラテンアメリカ最大のインフラプロジェクトであるこのプロジェクトに、デクストラは Bartec 鉄筋カプラー ターミナルビル(請負業者ICA)、輸送ビル(請負業者Sacyr)、管制塔(請負業者Aldesa)の基礎用。
メキシコのような地震発生地域では、バーテック・カプラーが、このプロジェクトにおいて、従来のASTM #12規格(38mm相当)の太径鉄筋の重ね接合に代わる手段として採用されています。このような大口径鉄筋の場合、従来の重ね接合法よりもカプラーを用いた接合の方が、より迅速かつ費用対効果の高い接合方法となります。
デクストラは、メキシコ空港に鉄筋準備作業全般に使用できるBartec機器を最大10セット(合計30台、各セットはコンテナで納品)納入しました。この素晴らしい設備は、当社の現地アフターセールスチームによって支えられており、機械オペレーターのトレーニングと機器のメンテナンスを通じて、最適な生産性を確保しています。